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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

葉山でゆったり【神奈川県立近代美術館葉山館&山口蓬春記念館】
 一ヶ月以上、空いてしまった…


11月は諸々の〆切に追われ、研究室に缶詰状態のため、ミュージアムに行けてない=ネタがない…というわけで結果として放置になってしまいました。私が今日は○○作って食べました☆とか書いてもしょうがないしね!…まあ、たまには書くかもしれませんが。


そして、あと少し〆切仕事(書き物)が残ってはいるのですが、11月末をもって周りの方に多大な迷惑をかけつつ、一定の区切りが付いたのでリフレッシュしてきました、葉山です。ここ数年どんどん輝きを増す鎌倉と比較して鄙びた感が良い意味で残ってるとこがお気に入りです。


慌ただしい日常からの逃避ということで葉山の小さなホテル"SCAPES"に泊まる。


テラスで海をみながら読書と思ったが、あいにくの雨…

でも、この海の近さは日本でも指折りなんじゃないでしょうか。波音を聞きながら眠れるのはステキです☆


そして、翌日は美術館のはしごです。


神奈川県立近代美術館葉山館【桑山忠明展】

多少は知っている作家さんだし、嫌いではないが、5点(空間)で900円というと一般の方はどう思うんだろうか?難解な感じもするし。あと金沢21世紀美術館の展示室の方が無機質な空間を演出するには良いように思う。なんか満腹感もなく消化不良な感じ。

話題のゴームリー【Two Times】は時間の関係でパッと見ただけだったが、基本好きだな。箱根彫刻の森美術館の【密着】をみた時のなんとも言えない感じが好きだった。こっちはもう少し切ない感じがするけど、やっぱりなんとも言えない感じがする(苦笑)。


山口蓬春記念館【山口蓬春が辿った日本画の世界】

山口蓬春自体はあんまり知らないです。ただ吉田五十八の建築&大江匡のリノベがみたかったんです。葉山で働く奥本さんのBlogにも山口蓬春記念館に行ったエントリーがあって、ずっと行きたかったんだけど機会がなく、念願の来館です。


ここら辺が大江さんのお仕事なんですね。日本庭園に存在感たっぷりの鉄骨と軽いガラスの組み合わせ…うん、ステキ。無骨な感じがなんとも良いです。


庭のどこまで立ち入っていいか分からず、こんな中途半端な写真になってしまいました(泣)

紅葉の奥にアトリエとなっている大広間(居間)があります。さすが近代数寄屋建築、壁面いっぱいの大開口のガラス窓、椅子式のライフスタイル等が見事に違和感なく融合してます。特に、大開口の窓からみる日本庭園は圧巻です!こういうのみるとやっぱり日本建築も良いなぁと思います。大江氏の主張が強いようで、全体のバランスを崩さない感じのお仕事も見事です。

ここはお気に入りの空間にランクインです。隠れ家感が半端ないですね。二階のフリースペースでゆっくり本を読んだりするのも良いかもです(人がいなければね)。

白熊を描いた【望郷】だったかな?その絵が気に入りました。多彩な画風の方ですな。

それと興味深かったのは、この館の経営は寄贈を受けたJR東海の財団がやっているところです。季節毎に展示を替えたり、そこまで頻繁ではないようですがイベントもそこそこやってるようです。地理的にはJR東日本のはずですが、縁があったのでしょうか、そこら辺も含めてなかなか面白い館です。

今回ははしごということもあり、少々駆け足だったのでまたゆっくり来てみたいです。
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