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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

「杉本博司 ハダカから被服へ」@原美術館
 

基本的に杉本博司の品の良さと哲学的思考と日本美術&建築に関する深い造詣が好きです。

1階の紙芝居仕立てになっているハダカから被服への歴史的考察もらしさ全開でよかったし、2階の「スタイアライズドスカルプチャー」は初めて纏めて観ることができたのでよかったです。

人間のモデルではなくマネキンに服を着せることで身体性を消失させ、その服自体の意味や価値を掘り下げる「彫刻」作品群がスタイアライズドスカルプチャーだそうです(大きな誤解はないはず)。

身体性を取り除くことだけで被服がアートとしての彫刻へ変換されるのではなく、マネキンが白じゃなかったり、服が映えるポーズをちゃんととらせていたりと細かい芸で彫刻へと昇華させてるんだなと思いました(服自体もちゃんとアートですが)

CDGが大好きな私にとっては川久保玲の布のドレスがとてもよかったです☆


いやぁー満喫しました♪


それとカタログの『洒落本 秘すれば花』がまた秀逸!

髪質が安っぽく長持ちしなさそうなのは残念ですが、その代わり1,000円です。装丁も凝っていて古美術商の経験もある杉本氏らしい和装です。またプロフィール紹介も使い回しのお決まりではなく、自分の被服の歴史で説明されてて、それもまたユニーク。最後は「要反省」で締めくくられていました(笑)


私もファッションは大好きです。ここ行けば!というお店はいくつかありますが、ブランドにはこだわっていません。CDGを買うこともありますが、一枚の服にかける金額は高くならないように気をつけています。その範囲で良いモノを見つけ、自分なりに組み合わせて楽しむぐらいがちょうど良いかなと。

「年齢的にTPOも踏まえられるオトナな感じ」と「年甲斐もないヤンチャな悪ガキな感じ」の両方をいつまでも楽しめていけたらなと思います。

次の課題はスーツとフォーマルです。
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