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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

【雑感】ミュージアム・トリップ Vol.3 〜対話式鑑賞法って何?!〜
 おつカル様でした。


Vol.1は入門編として、美術館の歩き方・楽しみ方・絵の見方
Vol.2は知られざる美術館のお仕事・3作品で読み解くアートの見方

そして、Vol.3は対話式鑑賞法!





私は2回しかやったことないし、奥ゆかしいシャイな性格なんで結構こういうのは苦手なんですが(汗)


museum+のメンバーで私たちの仲間の平野くんがナビゲーターとして対話式鑑賞法をやってくれました。会場ではマイクがくれば皆さんいろいろ話してくれて聞いててとても楽しかったです。平野くんの無理に引っ張っていかないファシリテートと、ポンッと適宜追加情報をくれるタイミングが良くて、心地よい鑑賞でした。たまにはこういう鑑賞も楽しいですね♪

ちなみに以下の3点で対話式をやりました。

ロベール・ドアノー《市庁舎前のキス》
狩野永徳《唐獅子図屏風》
猫田耳子《ぬくまちくんとささこ》

ロベール・ドアノーはむかし大好きで、大学時代に写真芸術の授業でも熱心に勉強しました。作品のセレクトもよかったなぁ。



奥本さんの対話式鑑賞法の理論的裏付けも面白かったです。

発達段階の話は奥本さんから何度か聞かせてもらってて、今回改めてしっかり聞いて勉強になりました。特に、単純に知識が増えてくだけではダメで、気づきがないと多様な見方ができないというのは実感として良く分かります。

研究をはじめた頃、現代アートは全然ダメで、だけど最近話題の美術館は現代アートが多く、仕方なくアーティストを調べたりはしてたんですがいっこうに良さは分からず…ふと出張先で入った国立国際美術館でハッと開眼するように好きになったんです。自分の中で気づきがあった瞬間?きっかけ?だと今でもはっきり覚えてます。


東京都写真美術館の学芸員である山峰さんはご自分が手がけた展覧会《見えない世界のみつめ方》を紹介してくれました。これも今回のテーマのひとつ「鑑賞」とつながっていて、視点を変えれば世界も変わるということを、まさに映像でめぐる冒険でした。とっても面白く、最近はこういう企画展が大好きです。なのに、これは見にいかなかった…後悔しきりです。


今回の私はおまけみたいなもんなので、サクッと鑑賞をサポートしてくれる美術館の取組を紹介しただけです。聞いてくれた皆様にとってひとつでも「へぇ」っという項目があればいいなぁと思ってる次第です。


今回もなんとか無事に終えることができて、ホッとしております。次もあるのかな?やれるなら面白いことやりたいな。


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