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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

MY WAY展@原美術館 & ウメサオタダオ展@日本科学未来館
 ジャン=ミシェル・オトニエル《MY WAY展》を観に、原美術館へ

10年ちょっと前、「パリは地下鉄のエントランスもおしゃれだなぁ」と思いながら街を歩いてたけど、ギマール作のアール・ヌーボー様式しか知らんかったです…

ジャン=ミシェル・オトニエル作の「パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル駅」ですが、観光客は利用するのかな?個人的にはポン・ヌフの方が橋の袂だし、シテ島へもオルセーにもアクセス良しだと思う(だから私も観てないです)

オトニエルを知ったのは群馬の別館Hara museum Arcの《Kokoro》です。真っ赤なムラーノガラスのハート。作品自体もキレイだし、風景に良く映えて印象的だなぁと思いました。

今回もムラーノガラスがとてもキレイでステキです。ポンピドゥーで20万人も集客した展覧会だそうですが、原美術館の独特な展示空間の方が映えそうな作品ですよね。



《ラカンの大きな結び目》という大作は展示室の中央にドンっと飾ってある。その潔さ?が良いなぁ…と。数じゃないんだよ、いっぱい飾ればそれでヨシってなもんじゃないのよ!と常々思う。

私邸という特異な空間を活かすために、部屋に、廊下に、庭に、階段の吹き抜けに、作品が置かれています。美術館の中だけどサイトスペシフィックアートのような感じがします。展示する空間と作品の関係ってやっぱり重要です。

開催と同時ぐらいに行ったのでカタログがまだ出来てないという状態だったし、少し期間を置いて終了間際にもう一回行ってもいいかも。子ども向けワークショップ「ふしぎな現実」がすごく気になるのでお子様連れで一緒に行っていただける方、絶賛募集中です。



そして、ウメサオタダオ展@科学未来館へ

私の周りのミュージアム関係者絶賛だったので、ぜひ行きたいとずっと機会を伺っており、うちの師匠の一門会(落語の世界みたいだ)の新年会@上野、その前に行こうと思い立つ。そして、家から駅まで歩いてると新年会に来る後輩から電話が…


「新年会の前にどっか行きますよね?上野公園で待ち伏せしようと思ってるんですが何時ぐらいに来ますか?」


鋭い!


上野の飲みだから、東博とか西美とかに行くと予想したようだ…


「残念!今日はお台場だ」と伝えると…


「じゃあ、そっち行きます」



うーん…


そもそも後輩は別にミュージアム関係者じゃないし、正直ウメサオタダオ展は一人で観たいなぁ…と思ったけど、優しい私は新橋のスタバで彼を待つことに


そして久しぶりに訪れた科学未来館。はじめてだという後輩に解説も兼ねて常設展から観る。

なんだ、これ!いとおか市?ちょー楽しいじゃん!←Wiiをやったことない人の感想
市民になるよ!俺、港町育ちだし、漁港エリアに住もう!!



ジオ・コスモスやっぱすごいな!有機ELパネルを1万枚使用!すごっ!!
キレーだねぇ!すごいねぇ!温暖化ヤバいねぇ!


なんてアラサー男子二人でキャッキャッやってて、ふと気づいたら16:35に…


17:00閉館じゃん!


全然みれませんでした(号泣)

まあ全部自分が悪いんですけどね。


マスター時代、梅棹先生の博物館に関する言説は少しですが追いました。すべてを体系的に整理して読んだわけではないので、軽々しい物言いは控えたいと思いますが、現在の私たちでも身につまされる言葉が多くあります。進化してないのかね(汗)

博物系の人の言葉だなぁと思う。それよりも「博情館:はくじょうかん」、はっきり言って響きが良くないです(苦笑)

展示の什器は良いですね。サッと変えやすいし、毎日でも交換できますね。こういう什器で会期中にもドンドン変化がある展示ならリピーターも獲得できるなと思います。


ウメサオタダオ展、もう一度行けるかなぁ…無理だなぁ(泣)


あっ、そうそう意外と男子二人も悪くない。そう思えたのも収穫です。
でもやっぱデートで行く方をオススメしたいです。
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