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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

鉄道博物館
 少し前の話ですが、大宮アルディージャの方と打ち合わせ3割+プライベートな飲み7割ぐらいでお会いすることになっていたので大宮の鉄道博物館に行ってきました。

東洋大学経営力創成研究センターの助手時代、MOT(技術経営)の戦略・マーケティング部門に所属し、JR東日本の非接触型ICカード(Suica)を利用した戦略を研究していたので、鉄男じゃないけどJRには非常に親近感のある私。

神奈川から埼玉に引っ越してきたこともあり、ぜひ一度行こうと思ってはいたけどなかなか機会がなく2年越しの夢(おおげさ)が叶いました。


ブレてる(汗)

やっぱ土地も施設もおっきいと良いですよね。車両がそのまま展示できるなんて!
再現展示やジオラマ展示はやっぱり男心をそそりますね。展示技術がどうのこうのではなく、単純に面白いです。鉄男じゃなくても十分楽しめますね。

高校の修学旅行で北海道に行った時、行きはこんな感じの寝台特急でした。
すでに「博物館行き」の古いモノなんですね…もうないのかな?


経営管理論の中で環境経営・サステナビリティ・ロジスティクスなどのキーワードの中で必ず触れるモーダルシフト

鉄道輸送のメリット・デメリットなどを考察するんですが、実際にこういうのを見せながら話をすればいいんですよね。来年に向けた良い映像資料をゲットしました。


私はミュージアム・マネジメントといっても基本「美術館」寄りなので博物館に行くことも少ないのですが、博物館の常設展示をみるといつも頭を過るのは「陳腐化」の問題です。

博物館は再現展示・ジオラマ展示によって博物館ならではの知識伝達ができる一方で、什器や機具は固定的になり、簡単に展示替えを行うことが難しいという側面があります。

ある程度の周期で展示替えをする必要があると思うのですが、減価償却や費用の捻出などのことを考えるとそう簡単にはいかないのが実情です。大規模館の場合、いっぺんにやるというより展示室全体をいくつかのブロックに分けて徐々に設備投資していくという方法もあるでしょう。資金の拠出者に対してどのような形なら説得しやすいか、資金調達戦略も必要ですね。

比較的展示替えが容易な美術館とは異なり博物館の常設展ポリシーは経営の根幹になると思います。固定的な常設展示でどのようにリピーターを確保するのか、絶え間ないソフトの更新、企画展との往還など博物館独自の経営課題にふと思いを馳せた今回の視察でした。


その後は大宮でアルディージャのMさんと飲む。良い仕事の話もできましたが、「中間管理職の難しいところ」「男30代仕事をどう捉えるか」「家庭のこと」などなど…熱いトークをしちゃいました。気づけば5時間近く(苦笑)

私、こういう話をつまみに酒を飲むのも好きなわけで…こんな面倒な話に付き合ってくれるMさんには頭が下がります。

充実した一日でした♪
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