from Hirai-Laboratory web


博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

2012ミュージアム初め
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


ちょっと時間経ち過ぎましたかね(汗)


2012年、最初のミュージアムは愛する地元方面で行ってきました。


レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ @ポーラ美術館


モダンな外観に門松がいい感じで迎えてくれています。

門松は年神様を家に迎えるための目印なんですってね、知ってました?

へぇ〜


さて、展示ですがとってもよかったです♪

フジタは特に興味ある人じゃないけど、あの時代のパリで独自の画風を確立したことには畏敬の念を抱いていて、なんとなく「一目置くアーティスト」の一人でした。

今回、彼の乳白色の秘密を科学的調査に基づき解明した研究の一端が紹介されていて、細かい素材についてはまったく分かりませんが「ふむふむ」と思わず感心してしまいました。まさにギャラリーではなく美術館らしい調査研究に基づく王道の展示といったところでしょうか。

この企画展に合わせて?購入した《小さな職人たち》シリーズ*などでポーラ美術館は日本最大のフジタ・コレクションを有することになったそうです。


企画展の後は、ピカソの《海辺の母子像》へ


大好きな作品でここ数年必ず一年一度は観にいってます。青の時代の作品で、全体は暗めの青なんですが子どもを抱く母の手には真っ赤な一輪のバラ…ちょうど中心点あたりでグイッと視線が持ってかれます。ピカソは特に好きな画家でもないですが、これは別格!大好き!!

2012年、一発目にこれを観たので幸先の良いスタートになりそうです♪


今回はじめてカフェではなくレストランで食事をとったのですがなかなか良かったです。お値段は観光地価格で少々お高めですが、顧客層を反映してかレストランだけど和食系のメニューも充実しています。確か小田急系列のレストランが運営していると思いましたが、良いですね。

私はTABLE FOR TWOメニューをいただきました。

このメニューを食べると発展途上国の子どもの給食一食分20円が寄付される仕組みです。日本の美術館でこの仕組みを本格的に導入したのはポーラ美術館が初です。

低カロリーでヘルシーなミートローフでした。美味しければこういう仕組みはどんどん利用していきたいですよね。


その後、低カロリーだけでは腹は膨れん!ということで箱根越えをしてこれまた大好きな「とらや工房」へ…

ここはカルカル第一回目の講演でも紹介させてもらった高級羊羹のとらやとは思えない庶民的などら焼きとかが楽しめる日本唯一の店舗。CMとか一切してません。


大好きな内藤廣氏設計の店舗

緩やかなRを描く形状と外と中のバランスをうまく合わせた設計

この日は到着が16:00過ぎてたのでけっこう売り切れで「百合根きんとん」しか買えなかった。かわりに寒いし、店内でお汁粉をいただく。

器のセレクトも素朴で好きなんですよ。しかもお茶は柳宗理のやかんで淹れてくれるんです。おかわり無料です。


新年早々、ポーラ美術館で目もお腹も満足し、とらや工房で心もほっこりできました。今回の年明けの帰省はしっかりリフレッシュできたような気がします。


なので…


今年はやりますよ!


皆様よろしくお願いします。


*タイルを模したファイバーボードに子どもが職人に扮して仕事をしているところ描いた一連の小品



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