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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

東京デザイナーズウィーク@明治神宮外苑メイン会場
初日に行ってきましたよ! TDW!


あえて予備知識を入れず、気負わずフラッと的な感覚で行きました。やっぱりお祭り的なイベントは予習が必要だったらつまんないです。

というわけでフラッと行くと…

ミヅマアートギャラリー「エルピスの空」展
《巨大ゴミ魚》淀川テクニック、《百年海図巻》チームラボあたりが印象に残った。淀川テクニックは文字通り淀川で拾った空き缶とかで作品を作るらしい。鱗が団扇だったけど、水は平気なのかな。
エルピス=HOPEだそうで、黒いパーテーションで構成された暗い空間の中で作品群が力強く点在する様は確かに希望の光のようにも見える。でも決して明るい作品ばかりではない、むしろ作品の背景や主題は暗いかも。

・Canevaflor
「未来の都市は緑で覆われた森のようにしたい」=建物緑化事業でフランスを中心に展開しているらしい。日本ではDaiwa Leaseが独占ライセンス契約をしてるそうだ。

というか、これって私の大好きなパトリック・ブランの《緑の壁》じゃないの?金沢21世紀美術館にもコミッションワークとしてあるブランさんの作品。関係あるんだろうか?でもこういうのが街にあふれかえるとステキだなと素直に思います(自分が単に緑大好きなだけ)。

・小さな生活展3
最近流行ってる?中と外を明確に区切るのではなく、敷地の外の空間(or 視界)を取り込んでいく建築の形ですかね。敷地に10コの小さな空間を配していく形です。住むのは絶対無理(笑)ですが、空間自体は大枠で共通ながら各個の用途は明確で面白いです。特別珍しい&面白いわけではないけど、大手ハウスメーカーがスタディとしてこういうケースを提示するのは良いですね。

けっこう賑わっていましたよ。

・ダイソンとかの企業ブースはけっこう面白かったです。

全体的に印象に残ったのはその辺りでしょうか。あと小林武史のap bankとコラボしてたそうでライブはこのイベントでということを考えればけっこう豪華な感じだった。聴いてはないです。

それとCreative Forumでは「トレンドセミナー」に建築家の隈研吾とトラフの鈴野浩一、それと「クリエイティビティが提案する新たな社会」に南條史生氏(←一般の方は知ってるか?)が出演したそうだ。これはぜひ聴きたかった!予習しないとこのあたりは痛い(泣)

んで主眼であろうデザイナーたちの出店ですが、まずもって学生ブースが多すぎませんか?次代を担う若者にもチャンスを!という点を差し引いても多いと思う。だったら入場料はもっと値下げした方が良いと思う。

それと企業や一部の有名なデザイナーを除けば、私的には微妙です。その日は体調を崩しており私の矮小な美的感覚がさらに機能していなかった可能性が大ですが、少なくとも私は金を払って自分の家に置きたいと思うものが少なかった。

下世話な話、こういうイベントはそこが大切な話ですよね?アートもお金も動く⇒活性化する。でも私のお財布は頑でしたが。

それとコンテナ展も名物のように謳うにはちょっとコンセプトとしての目新しさはないです。伊庭野×藤井さんの考察が的を得ていると思います。管理・運営のしやすさというシステム面での強みはあるけど、近年ではコンテナを使ったインスタレーションや建築作品はけっこうあります。私も吉村靖孝氏の講演を聴き、コンテナ建築の本も買っちゃいました。

それに最近ユニークだと思える展示はサイトスペシフィックなモノであり、その空間固有の文脈を活かすことだと感じてます。コンテナはどんなに中をいじっても画一的でしょう。鑑賞方法自体を工夫したモノはほとんどなかったし。

良いデザインや作品があったとは思いますが、全体的な工夫はもっと必要かなと思いました。来年も同じなら会場に行かないでネットや雑誌で情報収集すればいいやと思っちゃいました。
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