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博物館経営の研究者のBlog.
研究を中心に趣味や日常などについても紹介していきます.

2015年度産学連携実践論@solid & liquid READING STYLE PROJECT MACHIDA
今年度の産学連携実践論は、町田マルイ6階の書籍・雑貨・カフェという3つの側面を持った複合型書店「ソリッド&リキッド」が舞台になります。

この複合型書店を展開する「マルノウチリーディングスタイル」のマネージャー北田さんと本講義アドバイザーであるイベントプロデューサーのテリー植田さんのご協力の下に、履修生たちと新しい企画を立ち上げます。


このソリッド&リキッドの書棚は、とてもセンスが良いなと感じました。
決して広い売場面積ではないので、総合書店のようにすべてのジャンルを網羅的に揃えているわけではないし、マンガも置いてないです(←これは別にどうでもいいかな?)。
でも「大人の男の作り方」(?だったと思います|汗)や「冒険」などといったテーマで思わずニヤけてしまうようなユニークな本がそこかしこにあり、書店の醍醐味である「本を探す・本に出会う楽しみ」が感じられます。

北田さん曰く「本に興味がない人に、本好きになってもらうきっかけづくりが一番やりがいがある」とのこと。


私も北田さんが手がける面白いきっかけに思わず本を取ってしまいました。

BIRTHDAY BUNKO
365日分の本が写真のようなカバーにかけられ置かれています。


打ち合わせがあった6/1は奇しくも私の誕生日。
BIRTHDAY BUNKOを手に取るとF・W クロフツ《樽》とあります。
専門書と論文と雑誌ばかりでいわゆる小説はあんまり(ほとんど?)読まない私は知らない本。

北田さんが「ミステリーです。面白いですよ。」と少し補足説明してくれた。
さすがに私も「ダヴィンチコード」は読んだし、ダン・ブラウンは好きになり、他の本も読んだのでミステリーは性に合うかもしれない。
しかもこの作家、私の誕生日のちょうど100年前に生まれたそうです。

ソリッド&リキッドでなければ、北田さんがこの棚を作ってくれなければ出会わなかった本。
なるほど、確かに面白い仕掛けだな。と北田さんのアイデアマンぶりに思わず感嘆してしまった打ち合わせでした。

履修生が、もちろんひいては私もですが、このレベルで本に向き合いながらビジネスをしているソリッド&リキッドと北田さんについていけるか?今回もタフな企画になりそうですが、とてもワクワクしてきました。

企画は現在各グループが考え中で、どんな企画が上がってくるのかはまだ分かりませんが、ひとつだけ分かったことは町田にお気に入りの場所ができたということです。

皆様2015年度の和光大学産学連携実践論の新しい企画をお楽しみに!
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